世界レベルの健康住宅の性能を一般的な新築住宅と比較
住ま居るの外・充填(内)W断熱
住ま居るの壁のW断熱は、外断熱にEPSを40mm、壁の柱の間に吹付け断熱を80mm施工します。上の断熱材の厚さが書いてある隣の数字が断熱材の断熱性能で、数字が小さければ小さいほど性能が高いことを示します。一般的な壁は、内側から 壁紙・石膏ボード(12.5mm)・(気密シート)・断熱材(75~100mm)・空気層(30~5mm)・外壁下地材(合板9mm)・(防水シート)・通気層(15mm)・外壁仕上材(15mm)となります。このうち断熱性能は青囲み部分です。住ま居るの壁は、珪藻土の塗り壁・石膏ボード(12.5mm)・空気層(30mm)・発泡断熱材(0.034W/m・K:75mm)・構造用合板(9mm)・防水シート・外断熱材(0.0.34W/m・K:40mm)・左官壁となっております。壁の断熱数値は、低炭素認定レベルの建物のものが、0.53W/㎡Kなのに対し、住ま居るの壁0.29W/㎡Kと圧倒的に高性能です。
充填(内)断熱に採用している吹付け断熱の特徴
外断熱の仕様。住ま居るの外断熱材にはシロアリが嫌う「ホウ酸」入り。腎臓がある動物には人畜無害で、腎臓のない昆虫類、シロアリにはよ~く効くのがホウ酸です。細かなところですが、とっても重要なところにしっかりと気を遣って商品を選別しています。
外壁の断熱性能
外壁の断熱材の種類と厚さです。断熱性能は、断熱材の性能値÷厚さ(mm)の逆数で算出されます。一昔前は、外断熱がいいとか、木造は内断熱だとか、セルロースファイバーがイイとか発泡断熱がイイとか色々ありましたが、現在は比較が明確に出来る壁の断熱性能で表示(計算)されるようになりました。ほぼ全てのハウスメーカーは最低でも次世代省エネ基準(平成11年基準)は満たしておりますが、地場の工務店を筆頭に、日本全国の6割以上の新築住宅が、次世代省エネ基準で“さえ”満たしておりません。改正省エネ基準(平成25年基準)に至っては、改正されても世界最低基準なのに、あくまで目安のため全然普及しておらず、まだ始まったばかりの感がぬぐえません。
住ま居るの外・充填(内)W断熱住ま居るの屋根断熱(0.219W/㎡K)
充填(内)断熱には、吹付け断熱で家の中をぐるっと包み込みます。住ま居るが吹き付け断熱を採用するのは、建物の気密性が「簡単」に「間違いなく」施工されるからです。住ま居るの家のC値は1.0を切るぐらいです。
屋根の断熱性能
東日本大震災後、エネルギー問題から日本の住宅も急激に省エネ化が進みました。一昔前では日本では達成できないであろうと言われた「次世代省エネ基準」が大手ハウスメーカーや先進的な取組みをする工務店でも当たり前となってきました。暖かい空気は上へ上へと昇っていくので、高性能な住宅ほど屋根の断熱性能が高くなります。また、屋根断熱か天井断熱かによっても求められる性能値が変わってきます。高気密・高断熱住宅は、自由な間取り・空間ととっても相性がいいのですから、先進的な住宅には全て「屋根断熱」を採用されています。
住ま居るの基礎外・内W断熱
- 特徴
- 人体に無害な防蟻処理が施されています。
- 防蟻性能が半永久的に持続します。
- 成分の自然分解がないため土壌汚染もなく地球環境に害を及ぼすこともありません。
- シックハウス対策規制対象外建材、ホルムアルデヒド等の有害物質の発生もなく、健康や環境に配慮した商品です。
断熱材として使用されているものには、発泡ポリスチレン(通称:EPS)・発泡ウレタン・グラスウールなどがありますが、これらはシロアリにとって恰好な住みかになります。断熱材にシロアリの住みかを作られると、断熱効果を低下させるばかりでなく。建物の構造材をも蝕み、地震や台風、積雪などで建物が破損する被害をもたらします。また、大切な住まいの壁の中は害虫の住みかになり、駆除をするには莫大な費用を投じることになります。
パフォームガードは10年以上の実績のある、防蟻断熱材で実績が証明されたので10年保証が付けられるようになりました。基礎外断熱工法に舵を切る際、ハウスメーカーが採用していた他社の防蟻断熱材を使用しようとしたところ、弊社の取引先が、「絶対にだめだ」「シロアリの被害が出ている」といわれ、このメーカーのものは大丈夫ということで、コスト高ですが「シロアリ被害」には変えられないのでパフォームガードを採用しました。
-
- 住ま居るの基礎外断熱に採用しているパフォームガードの特徴
- ホウ酸系防蟻機能付
パフォームガードの防蟻薬剤は無機質であるホウ酸を使用しています。ホウ酸は木材保存剤として世界中で使われており、木材をシロアリや腐れなどの劣化生物から長期間守ります。米国環境保護庁に認可された数少ない木部用保存剤です。ホウ酸をEPSへ添加させる特許技術をアメリカAFM社が開発しました。基礎断熱以外の屋根・天井・壁・床等の全ての断熱部位に安全に利用できます。
-
- 経年変化が少ない
ポリスチレンフォームは押出式(XPS)とビーズ法(EPS)に分かれます。パフォームガードはEPSです。XPSは製造直後の熱伝導率の数値はEPSに比べ低い(断熱性能が良い)が、製造直後から2~3年かけて発泡ガスが抜けていき、熱伝導率はEPSに近づいて行きます。EPSは25年経過してもほとんど断熱性能に変化がありません。
-
- 吸水性が極めて低い
パフォームガードタイプ9はEPSでも一番密度が高い特号グレードでできています。JISの吸水量の規格値は1g/100平方センチメートルとなっており、魚箱やクーラーBOXでも使用されいているようにほとんど吸水しません。
パフォームガードで使用されているEPSのビーズの吸水量は0.1g/100平方センチメートルです。ホームセンターに売られているEPSは4号グレード(密度が低い)でJIS規格の吸水率は1.5です。
したがってパフォームガードは基礎断熱材や土間床下の断熱材として問題なく使用可能です。EPSは軟弱地盤地の盛土の代わりに使用されている事からも水に強い事がわかります。
日本国内において10年以上が経過した中で、大きなトラブルもなく供給してきたことが保証会社に認められ、パフォームガードを使用した基礎断熱工法で10年保証が付けられる事になりました。
さらに住ま居るでは、防蟻対策として万が一パフォームガードをシロアリが突き抜けても、シロアリが土台にいくことが出来ないように、基礎(断熱)と土台を隔離する「アリダンテープ」も施工して安心度を高めています。
さらなる防腐防蟻対策として、長期優良住宅仕様よりも厳しい、床下とGLから1.5m以上の高さまで「ホウ酸」の塗布処理を行って、2重3重の防蟻対策を行っております。
基礎(床)の断熱性能
床下の断熱には、基礎の外側または内側でする基礎断熱と、床に直接断熱する床断熱とがあります。少し前まで埼玉では、シロアリの対策が打てないと言うことでほぼ100%の木造住宅が床断熱でした。しかし近年、省エネ住宅の普及と、床断熱の別の弊害、つまり冬型結露、夏型結露の問題と相まって、基礎断熱を採用される業者さんも増えてきました。
今までブラックボックスであった床下を、室内環境と同じにする基礎断熱によって解放できるのです。
防露や断熱性の点では、床断熱よりも基礎断熱のほうが圧倒的に有利です。基礎断熱を採用されている業者さんは先進的で、性能の高い住宅を提供されているのですが、シロアリの対策については正直疑問を持っています。あの程度の対策で大丈夫なのかと心配しています。省エネ(高断熱)を謳う業者さんは得てしてシロアリをなめており、シロアリを恐れすぎる業者さんは、なかなか一歩前へ進めておりません。
住ま居るの屋根遮熱・外壁遮熱
屋根・外壁遮熱
家の中と外の環境をバッサリ分けて、家の中の環境を過ごしやすく維持するのが断熱性能だから、外の熱を入れない・中の熱を出さないのが基本になります。冬の断熱性能については「断熱」という考え方で適切に処理できるのですが、真夏の太陽熱については別の対策が必要になります。
まず、熱の伝わり方には3種類あるということです。小学校の理科の授業になってしまいますが、熱移動の三原則「輻射・対流・伝導」、というものです。地球上の熱環境を支配しているのは太陽ですから、太陽による熱移動「輻射」による熱の侵入をどう防ぐかが重要になってきます。この輻射による熱の移動を防いでくれるのが反射材、金属のアルミです。ですから、埼玉では冬の断熱も大切ですが夏の遮熱もとっても大切なのです。高気密高断熱を謳う北欧住宅が、夏はどうしようもなく暑いというのは良く聞く話です。埼玉では、外壁・屋根に遮熱性能があるかないかが、高断熱住宅になればなるほど重要になります。
FreeDial:0120-953-450
携帯・PHSからもOK!受付時間 9:00~18:00