暮らし愉しむご提案 「車を家の電源に」V2Hなら蓄電池よりも断然お得!

  • 2012年当時はリーフトゥーホ-ム(2017年からはアウトランダーPHEV)

    車寄せから玄関アプローチ

  • LEAF TO HOME(車を家の電源にする仕組み)

    2012年時はこう売り出されていました

  • ポーチ階段が車止めを兼ねています

  • 高齢者や子ども、車いすにも配慮したスロープの勾配

  • 玄関引戸(夏の北風の心地よさ・冬の北風でドアが開かない)に網戸を設置

  • LDK

    床材の種類(ブラックウォールナット無垢材)
    IKEAのソファです
    屋久杉のテーブル&ステンドグラスの裏が玄関ホール

  • ホームシアターシステム

    120インチスクリーン&音響システム

  • 健康に配慮した家、家中の水がマイナスイオン水になるダイポール

    ご家庭内の水の入口に直結して設置することで、家庭内のすべての水栓で活性水を使うことができます。
    総ステンレス製で衛生的かつ優れた耐久性を兼ね備えています。
    ダイポールファインで家族みんなが微笑む快適生活に!

  • 分電盤・パワコン

    分電盤とHEMS用分電盤

  • パワコンが2台

  • 浴室

    近隣では住ま居るでしかやっていない、技術と経験が必要な在来風呂
    浴槽の大きさ(ここはあえて大きくした・普通はもっと節水タイプ)
    浴室換気乾燥暖房機(ガスによる急速暖房)
    坪庭(景色の楽しめるお風呂)
    規格にないサイズ

  • インナーテラス

    花粉の時期などは、物干部屋にもなるインナーテラス

  • インナーテラス

    間仕切りを閉めれば、急なお客様でも大丈夫

  • HEMS(モニターとスマホやタブレットと見比べられる)

    インターホン兼用のHEMSモニター(玄関の電子錠とも組合せ可能)

  • HEMS(モニターとスマホやタブレットと見比べられる)-2012年時の機器

    かなり古いWINDOWSフォンとアンドロイドスマホとiPAD3

  • 一枚ドアの建具(あるホテルのドアをヒントにしました)

  • 主寝室

    ロフト階段
    床材(吉野のヒノキ)
    着替えも出来るウォークインクローゼット(IKEA)
    造り付けドレッシングルーム
    正方形のトイレ、INAXの一番小さい便座SATIS
    デザイン性も加味したロフト
    ロフトの窓は下から操作できる電動シャッター
    重いドアも大型把手で楽ちん

  • 2Fフリールーム

    デニムタタミ(畳表がい草では無くデニム生地です)
    エアコン一台で家中をコントロール
    外でパター遊びも出来る?広々バルコニー

  • エクステリア

    太陽光発電10.33kW(53枚×195W)、屋根一体施工の2重防水仕様
    エコグラーニ(ジンカリウム屋根):軽さと色落ちに配慮した特徴があります
    ウッドブリース(外断熱):左官壁で長期的にメンテナンスが出来ます
    TORAYデザインサイディング:サイディング壁
    基礎断熱:6cmもの厚みです
    雨戸・シャッター
    裏庭のルーバー壁

  • 着替えも出来るウォークインクローゼット(IKEA)

    中で着替えも出来ちゃうウォークインクローゼット。今回はその中にIKEAの収納を組み込みました。

  • ウォークインクローゼットの中にIKEAの収納パーツを造り付けました

    買ってきたのは引出大サイズを5個とレール、小サイズ2個と同サイズの網の引出1個とレール。これを2セット。

パッシブデザイン×自然素材×スマートハウス

2030年標準の家。HEMS(へむす)でエネルギーの見える化を実現し、V2H(びーくるとぅーほーむ:車を家の電源にする仕組み)で災害にめっぽう強いエネルギーの自給自足が可能なフリーエネルギーハウス。大容量太陽光発電設備で建築費そのものを捻出。将来のエネルギー価格高騰ともほぼ無縁のモデルハウスをご紹介します。
住宅展示場とは異なり、家の大きさも延床34坪(114㎡)とこじんまりとしていますが、こんなことも出来るんだ~と体感できるモデルハウスとなっています。
(太陽光については2014年度末をもって制度が大幅に変わり、投資回収期間も延び不透明な状況なので現在はお客様ごとに検討しております。)

  • 2012年新築 Q値1.8W/㎡・K(Ua値換算で0.45W/㎡・K)

    いつも時代を先取りする住ま居るの家。当時より2030年、2050年住宅を見据えた家造りをしていた実証モデルハウスです。2022年4月に(省エネ)断熱等級制度が見直され、等級5が新設、2022年10月には等級6(HEAT20G2レベル、Ua値0.4)、等級7(HEAT20G3レベルUa値0.26)が新設されます。2012年当時、建材店や断熱メーカー、サッシメーカー、職方から「そこまですることはいない!」「変わってる!」「そんな面倒なことは嫌だ!」とさんざん言われましたが、築10年で未だに大手ハウスメーカーでも到達できない断熱(省エネ)レベルのモデルハウスです。現在は更に進化していますが、築10年なのに「V2H」システムが設置され先進的な取り組みの住宅を生でご覧いただけます。

    暖かさや涼しさ、自然素材の安らぎなど体感いただけるモデルハウスです。現行のZEH基準はもちろん達成。HEATG2レベルの建物です。もちろん構造は許容応力度による耐震等級3をクリア。すべて代表が設計しています。

  • 2022年 あまり聞かなくなったスマートハウス

    HEMSの活用が叫ばれていた2010年初期、疑心暗鬼であったHEMSも導入し、スマートハウスとしておきました。・・・が予想通りあまり活用の幅がなく、高性能住宅を知らない、前提としない制度設計によりこの先の発展も期待薄です。

    エネルギーの見える化はできていますが、だから・・・と言った感じです。

  • 2012年導入時58万円 補助金を活用し自己負担34万円

    以降高額だった専用充電スタンドが、EVパワーステーションのスタンダードモデルで約40万円で販売開始。補助金も2021年から始まり、蓄電池を買うよりも断然お得!

電気料金の推移調査結果

2006年からモデルハウス完成後の2015年、そして2022年に再調査した電気料金の推移。これからの暮らしにも直結する光熱費。光熱費を抑える仕組みのある家とない家と貴女はどちらを選びますか?

V2Hのメリット

V2Hの最大のメリットは電気自動車が高容量の蓄電池になることです。

1日に必要とされる10kwの蓄電池の相場は工事代も合わせて100万円超。

2021年現在リーフの最も安いモデルでも40kwの高容量バッテリーを積んでおり、蓄電池に換算すると家庭の電気約4日分。住ま居るの家6.5なら約6日分。

すでにEV・PHEVを所有されている方は、ニチコンのスタンダードモデルを設置すると80万円(機器台40万円+工事費40万円)程で**kwの蓄電池を手に入れることができます。

アウトランダーPHEVやエクリプスクロスPHEVなら1週間以上利用できます。

40kwの蓄電池を設置すると400万以上の費用が必要と考えると、80万円は破格!

新車を購入する方には更に補助金があるためコストパフォーマンスは抜群です。

V2Hが蓄電池の代わりになることで停電が発生する災害時には頼れる電源になります。

2019年に台風による大きな被災地となった千葉県で起きた停電は全国ニュースで何度も報道されました。

この停電で大活躍したのがV2Hです。

あるお宅は太陽光発電も搭載されていたため、生活の制限は少なかったようです。このモデルハウスならどうでしょう?

車ならではの「電気がある地域まで充電に行ける」という視点が蓄電池との大きな違いです。

局所的な停電であれば自分の電気自動車が電気を運ぶ充電池カーになるため、太陽光パネルの発電量が落ちる雨天時やパネルを設置していない家庭でも電気を使うことができるのです。

V2Hは通常の家庭用充電ケーブル(3kw)ではなくCHAdeMOのコネクタ(6kw)を使うことにより、フル充電に4時間かかるところを最短2時間で満充電に近づけることができます。

夜間の充電ならそれほど大きなメリットに感じないかもしれませんが、早く充電できるというのはせっかちな方には大きなメリットです。

電気料金のプランが大きく変わってしまったのでプランを選びますが、オトクな深夜電力で充電できれば、更にメリットが倍増します。

太陽光パネルをすでに設置されている方々は、割安に深夜電力を契約されている方も多いと思います。

V2Hがあれば、この深夜電力をEVに貯めておき昼間に使うことで大幅に家庭の電気代を抑えることができるのです。

モデルハウス 2022年6月料金例)半日お得プラン 深夜電力 12.91円/kWh、昼間電力 29.00円/kWh

太陽光発電を普及させるため、発電した電気を高い価格で10年間買い取る制度(FIT制度)があります。

このFIT制度を最初に活用していた方々が期限の10年を迎え始め、売却価格が1/5程度になってしまい電気を自家消費する動きが進んでいます。

その流れにピッタリなのがV2Hです。

パネル容量が大きくなったこともあり、さらに増設して太陽光のエネルギーだけで自給自足できる究極のエコハウスになります。

V2Hのデメリット

2012年以降はその設置費が高額でV2H普及の大きなハードルになっていました。

2021年に限って言えばEVとの同時購入で20万円〜導入可能です。

価格の問題が解決した今、最も大きな問題は戸建てしかメリットを享受できないことです。

実は集合住宅の方が補助金は手厚いのですが、蓄電池としての運用を住民でどうシェアするか話し合う必要がありハードルが高くなってしまいます。

住ま居るのお客様は戸建ての方のみなのでこのデメリットはあまり関係ありません。

太陽光発電と同じで、機器の寿命が10年程度と想定されます。

10年後は機器も進化するはずなので、更新料は今よりももっと安くなることを期待したいですが、モデルハウスが築10年。そろそろパワコンもパワーステーションも危ないですね。

V2Hスタンドを野晒しではないほうがいいと思います。モデルハウスも屋根下での運用なので見た目はあまり劣化を感じません。

しかし液晶パネルが一時表示されなくなったり、充電口が劣化してきています。

初代リーフのバッテリー劣化はよく話題に上がります。実際代表が乗っていたリーフのバッテリーもしっかりと劣化していきました。

しかし今では技術が進みバッテリー劣化はかなり改善されたようです。しかし車としてPHEVを知った代表はEVには戻らないと思います。

しかし走れる距離は短くなっても家で使うバッテリーとしては十分大きい(40kwが半分になっても20kw、住居2日分の電力)ため、蓄電池としてはあまり問題にならないと思います。

格安(30万円程度)のリーフを買ってバッテリー専用として使う方法にチャレンジされている方もいます。

そして2022年5月に発表された日産サクラ、三菱のEKワゴンEVといった、軽自動車との組み合わせが良いかもしれません。

テスラはじめ欧米メーカーの車はV2Hに対応していません。なぜ欧米を始め世界でV2Hが普及しないのが調べたことがあります。

それは自家発電がそもそも設置されているので車からわざわざ電力を取り出す意味が薄いからだそうです。納得しました。

「V2H」の補助金

併用できる!2021年☀︎『住宅補助金』のもらいかた「新築編」その②)、2021年度の補正予算案で「V2H」と「電気自動車(EV)」に関する大型補助金が発表されました。 ⇨ 災害時にも活用可能なクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金

令和3年度の補正予算が閣議決定され、電気自動車の補助金が増額されました基本60万円、電源コンセント当の出力が付いていれば80万円に増額されます。

自宅の電気会社を変更する必要がなくなり、申請しやすくなりました。また、今後発売が予定されている軽自動車EVも増額されて50万円となり本体金額も安いと予想されるため、電気自動車デビューに最適だと期待されます。⇨経済産業省 令和3年度補正予算案に「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」が盛り込まれました

さらに、太陽光パネルを設置等で再生エネルギーを100%調達※できれば補助金が増額されます。

※再生エネルギー100%は対応している新電力会社との契約でも対応可能。

ただし、新車登録後1ヶ月以内に申請が必要なため電気会社を変更する際は早めの対応が必要です。

※追記:申請から交付まで4ヶ月以上かかるので、電源の準備をしておいた方が無難です。

工事費まで補助されるのがポイントです。ニチコンのプレミアムモデルでも工事費込みで40万円で設置可能です。

  1. 電気自動車は上限60万円、プラグインハイブリッド車は上限30万円、燃料電池自動車は上限250万円
  2. 充放電設備(V2H)の設備費は1/2補助の上限75万円、工事費は定額補助で上限40万円
  3. 外部給電器(200Vコンセント等)の設備費は1/3補助の上限50万円
  4. 電気自動車は上限80万円、プラグインハイブリッド車は上限40万円、燃料電池自動車は上限250万円
  • 設置費用=設備費80万円 + 工事費40万円 =120万円
  • 補助金=設備費半額40万円 +工事費40万円 = 補助金80万円
  • 設備費120万円 ー 補助金80万円 = 自己負担40万円
日産リーフ補助金
リーフの新車を購入した場合、

リーフS 330万円(税込) ー 補助金73万円 = 263万円
工事費と合わせて、約300万円で新車の電気自動車と40kwの家庭用蓄電池を購入したことと同じになります。
10kwの蓄電池の工事費こみの価格相場が150万円と想定すると、40kwだと600万円、容量が増えた分の割引を換算して500万としても「リーフ+V2H(300万円)」の方が200万円も安くなります。
しかも蓄電池は電気を貯める以外の用途はありませんが、リーフであれば日常の足として使用できます。
現在乗っているガソリン車をリーフに替えると、ガソリン代、車検代まで節約できるのでメリットだらけです。

日産自動車のV2H対応車種

世界で初めてリチウムイオン電池を搭載したEVを発売し、古くからEV開発に取り組んできた日産自動車。

そんな日産自動車のV2H対応車種は、以下の通り4車種のEVとなります。

  • リーフ、リーフe+
  • e-NV200
  • ARIYA
  • サクラ

三菱自動車のV2H対応車種

パジェロやランエボなど個性的なモデルをリリースしてきた三菱自動車も、V2H対応車種をいくつもリリースしています。

三菱自動車でV2Hに対応している車種は以下の通りで、PHEVから2車種、そしてEVから3車種の計5車種です。

  • アウトランダーPHEV
  • エクリプスクロス(PHEVモデル)
  • i-MiEV
  • MINICAB-MiEV VAN、MINICAB-MiEV TRUCK

ホンダのV2H対応車種

ホンダからは、ホンダ初のEVである「Honda e」1車種がV2Hの対応車種としてラインナップされています。

  • Honda e

HYUNDAIのV2H対応車種

韓国の自動車メーカーHYUNDAI(現代自動車)からV2H対応車種としてラインナップされているEVが、2022年発売予定の「IONIQ5」です。

HYUNDAIは2009年に一部部門を除き日本市場から撤退していましたが、このIONIQ5を契機に日本市場へ再進出することを発表しています。

  • IONIQ5

トヨタ自動車のV2H対応車種

2021年の新車販売で、2年連続世界No.1の座が確実となっているトヨタ自動車ですが、V2H対応車種は以下の3車種となっています。

  • プリウスPHV
  • MIRAI
  • bZ4X

SUBARUのV2H対応車種

SUBARUはこれまでEVを取り扱ってきませんでしたが、2021年にピュアEV「SOLTERRA」を2022年半ばまでに発売することを発表しました。

なお、SLOTERRAは記事執筆時点では未発売のため、発売時に仕様などが変更となっている可能性があるためご注意ください。

  • SOLTERRA

メルセデスベンツのV2H対応車種

2030年までに新車のうち50%以上をEV・PHEVにする目標を掲げるメルセデスベンツからは、「EQS」がV2H対応車種としてラインナップされます。

メルセデスベンツのEVはこれまでV2H対応車種はありませんでしたが、このたび2022年に発売を予定しているEQSがV2Hに対応してきました。

  • EQS

BYDのV2H対応車種

中国最大手のEVメーカーBYDも、2022年に発売した「e6」がV2H対応車種として登録されています。

BYDは、2021年の世界EV販売台数ランキングでテスラに次いで2位の座に輝いている、テスラと同じくEV専門に取り扱う自動車メーカーです。

BEVに加えてEVバスにも力を入れており、世界の300以上の都市に展開、日本でも50台以上もEVバスが導入されています。

  • e6

現地案内図

※要事前予約。見学時間は応相談。住所:入間郡毛呂山町西大久保197-5