「結露しない家」は無垢フローリングが基本
「健康にいい家と、そうではないと家とどちらに住みたいですか?」
内装仕上は、生活する家族の肌が直接触れ空気も直接触れるものです。呼吸を通して身体に取り込まれる空気は1日で20kg、お弁当のタッパーの中に少しでも薬品が入っていたら、その臭いでお弁当は全部食べられなくなるでしょう。今の普通の家は化学薬品だらけです。しかも気密性が高い、これって危険だと思いませんか?みんなが健康で楽しく暮らせる家。これって幸せな家の基本ですよね。
今の普通=合板のフローリングにビニールクロス、空気汚染の家→とても深呼吸できる落ちついた家にはなりませんね。
だからいい家は自然素材や無垢の木を使います。普通の住宅に比べ倍以上長持ち、本物の美しさが時間とともに楽しめ、親子2代3代にも引継げる家です。
自然素材の内装仕上げの最初は床材。人は生きている間の57%室内空気を、そのうち70%が床からの空気を吸うそうです。まずは床材を自然素材に変えて、安全な空気に変えましょう。現在、ニーズが多いこともあり無垢のフローリングは偽物の合板フローリングと価格差のないものも出ております。色や板目で選ばれてしまうかもしれませんが、床材は無垢のフローリングにした方が、圧倒的に快適に過ごせますし健康にも寄与することでしょう。無垢のフローリングには、吸湿作用(べたべたしにくい)、化学物質がない、自然界の自然なものという目への優しさ、心地よさは、偽物の人工物とは別世界の癒やしを与えてくれます。
内外部が決まったので、大工さんが内装の下地と仕上げ(床)にどんどん取りかかります。
メープル(楓)の無垢フローリング。大工さんが梱包をばらし木目や色合いをバランスよく配置するために整えます。
床材の下に見えるのが、「ヒートポンプ式温水床暖房パネル」です。そう、西区モデルハウスには床暖房を設置しました。ほんの少しの熱源で家中を暖かくしてくれるヒートポンプ式温水床暖房は「結露しない家」との相性抜群。1階の床暖房だけで2階までぜ~んぶ「ほっこり」してくれます。
ということで、1階の床に採用したのが「竹のフローリング」。
竹は熱を伝えやすいので床暖房に適していて、よく脱衣場につかわれているようにべたべたした足にも適しているから、夏場もさらっといられるのです。
大工さんが一枚一枚丁寧に施工していきます。
合板のフローリングは一枚が大きいので、無垢の一枚フローリングはその手間が約6倍かかります。でも健康にはかえられません。