電気料金の請求がきてビックリ
長期優良住宅化リフォーム事業による工事が完了し、入居してから一ヶ月が経ち電気・ガス料金の明細書が届きました。
長期優良住宅化はもちろん、一番の目的は省エネ・断熱改修、太陽光発電設備の設置して、寒すぎて暑すぎる我が家をどうにかしたかったので、2030年に国が目指すZEH(ゼロエネルギーハウス:創エネルギー設備を設置して消費エネルギーとの総和が0以上になる家)以上の、2050年に実現を目指す、世界の国々と同等レベルの断熱性・省エネ性を実現し、2050年に新築される住宅に負けず劣らない家、現在の新築住宅とは雲泥の差の高性能なリフォーム工事をしたので、実際の光熱費がどうなるのかとてもワクワクして待っていました。
住み心地
入居がゴールデンウイークということもあり、一年でも最も過ごしやすい季節でしたのでどれほどの差があるかは正直分かりません。しかしGW期間中に毎年何日かはある真夏のような暑い日の時、リフォーム前は家の中にいられないぐらい蒸し暑かったのですが、そういったことは全くありませんでした。
5/27に32℃まで気温が上がった日も、まだ風が冷たいので家の中はすこぶる快適でした。
断熱・省エネ改修工事が一番実感できるのが冬なので、快適性については冬に再度行いたいと思います。
高断熱浴槽にビックリ
入居した日が4月21日で、最高気温20℃その翌日の最低気温が11℃だったので、まだ外は朝晩冷え込むような陽気です。家の中はとても暖かいということも付け加えておきます。前の日の夜に妻と子どもが9時頃お風呂に入り、私は高断熱浴槽の実力を図るべくあえて翌朝5時にお風呂に入ったのですが、風呂ふたを開けると湯気がでているではありませんか!当然保温ボタンは切ってあります。前のお風呂なら、当たり前ですがしっかりと冷え切っていて、「あったか」ボタンを押して15分ほど待つところです。給湯機は2年前に交換したばかりなので今回のリフォームでは交換していません。
お風呂に手を入れてみると、「あったかい!」そのまま入ってみました。
・・・
とうぜんお風呂に入って身体を温める程までは保温されてはいませんでした・・・
が、素晴らしい保温力です。これだと大分ガス使用量が減るものと期待できます。
驚愕の電気料金明細
ずいぶんと引っ張ってしまいましたが本題です。2015年6月9日に検診がきて、5月11日から6月8日までの29日分の明細だったので、過去5年分の請求金額のみまずは記載します。2013年からリーフ(電気自動車)の充電があるので、電気使用量が増えています。
電気使用量が減る見込みとして、
- LED照明(普段使うところはほぼLEDに変えました)
- 省エネエアコン(まだ使ってないので関係ないかも)
- 高断熱・高気密(昨年まではエアコンを何日か使っていたのかも知れません)
- 小屋裏にあった、一人暮らしの時(1997年)の冷蔵庫の処分
- 現在まだ水を入れていないウォーターベッドの電気
かわらず大きく電気を食うものとして、「リーフ(電気自動車):約100kWh」、「冷蔵庫(2014年製なので省エネ)」。
そして余剰売電10.2kWhの太陽光発電設備により、日中の使用電力がほぼ0になるであろうという見込みです。ですので電気料金メニューも昼間が割高で夜間が大分お得になる半日お得ブランというものを選び、従来の従量電灯Bの契約から変更しました。
期待以上の数字がそこには記載されていました。夜の242kWhはほぼリーフの充電なので、29日で割ると8kWhとだいたい合っていると思います。
15,000円位今までかかっていたのが7,000円って。半分以下じゃないですか!
これはすごい!
ということは日中は大分太陽光発電からまかなわれているんだな~と、売電はどれぐらい少なくなっているんだろうと売電の方の金額を妻に聞くと、
1688kWh 58,337円(売電単価:34.56円)
!?38,337円の間違いでしょ?
1688kWh?
モデルハウスの売電量をみてみると、4月27日~5月26日の30日間で1147kWh、49,550円。モデルハウスは10.33kWh、売電単価も43.2円なのに・・・
モデルハウスの勾配が6寸(30°)、自宅の勾配は3寸(20°)。年間を通せば理想的な角度は30°ということですから、太陽高度の低い冬場の発電力は弱く、太陽高度の高くなる夏は良く発電するということが分かりました。しかしモデルハウスは真南を向いていて、自宅はほぼ45°東に振れ東南方向を向いています。この疑問の解消には今しばらくかかりそうです。
ということで買電力料金が、
6,853円-58,337円=-51,484円。
驚きの収支です。
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