石と板貼りのインテリア

家は自然素材で建てなければいけない

内装仕上こそ、生活する家族の肌が直接触れ空気も直接触れるもの。呼吸を通して身体に取り込まれる空気は1日で20kg、お弁当のタッパーの中に少しでも薬品が入っていたら、その臭いでお弁当は全部食べられなくなるでしょう。今の普通の家は化学薬品だらけです。しかも気密性が高い、これって危険だと思いませんか?みんなが健康で楽しく暮らせる家これって幸せな家の基本ですよね。
今の普通=合板のフローリングにビニールクロス、空気汚染の家→とても深呼吸できる落ちついた家にはなりませんね。
だからいい家は自然素材や無垢の木を使います。普通の住宅に比べ倍以上長持ち、本物の美しさが時間とともに楽しめ、親子2代3代にも引継げる家です。
「健康にいい家と、そうではないと家とどちらに住みたいですか?」
お子さんの為にも、本物という器(家)を用意してあげることが、親としての一番のプレゼントではないでしょうか。

自然素材は本物素材

唐松と漆喰のインテリア

家の空気の多くは床から発生します。だから「無垢のフローリング」床材こそ自然素材で仕上げる必要があります。
私たちが生活する上で欠かせない空気、シックハウスという言葉を聞いたことがありますか?新造材といわれる「ビニールクロス」や「合板」等を多用し、コストと仕上りの美しさ、当初の見栄えの良さ重視した家づくりによって、せっかく建てた家から発する化学物質、多くは接着剤による匂いが元で発症したアレルギーによってその家に住むことが出来なくなる症状、病気のことです。

杉材と珪藻土のインテリア

無垢のフローリング(本物の木の一枚板)

昔の家には全くなかった化学物質が引き起こす負の側面は未だにすべての原因究明と対策は打てず、とりあえずのホルムアルデヒド対策が法律で規制されているだけです。ますます高気密高断熱化する住宅では、それらの不安は増すばかり。昔は自然の素材しか手に入らず、身近で取れる材料で家づくりをしていたので、家はつまりその国の文化であり歴史でもあります。自然との融合を得意としていた日本も戦後の「家不足」から、早く安く簡単にできる「ビニールクロス」と「合板フローリング」を普通の家にしてしまいました。昔の普通は「無垢材」や「土(塗り壁) 」などの呼吸する家でした。それらは手間隙がかかり職人の腕が必要な仕事です。ニーズが「普通」を決めているのなら、これからの普通は「本物素材」と言えるでしょう。「家不足」の時代から「家余り」の時代となった今、「本物で価値あるもの」が評価される時代になっています。

左から、表面だけ本物の木の突き板を貼った合板フローリング、中央は段ボールを圧縮したもので出来たMDF材、右が杉の一枚板フローリング” width=”1024″ height=”432″ /> 左から、表面だけ本物の木の突き板を貼った合板フローリング、中央は段ボールを圧縮したもので出来たMDF材、右が杉の一枚板フローリング

人が吸う空気は57%が室内空気、そのうち70%が床からの空気です。まずは床材を無垢のフローリングか自然素材にしてください!