14帖用エアコン1台で電気代をそのままに35坪の家を24時間全館冷房できる家のつくり方

たった14帖用のエアコン1台で、35坪の2階建ての家全体を冷房できるなんて信じられませんよね?24時間、しかも電気代は気にすること無いぐらいにエコで。

だけどそれが出来る家を普通に造ることが出来るんです。少しご説明しましょう。

エアコンは部屋を涼しくしてくれる。これはいいですよね。6帖用、8帖用、14帖用等部屋の広さに応じたエアコンが必要、ということもいいですよね。

1坪は2帖だから35坪の家は70帖です。ということは70帖用のエアコンがあれば35坪の家を全館冷暖房出来る、これもいいですよね。

ではどうやったら、70帖用のエアコンが必要な家を14帖用のエアコン1台で涼しく出来るのでしょうか?

そもそも、○帖用という標記は何を根拠にしているのかというと、大まかな目安は無断熱の部屋で外気温が0℃のときに20℃まで暖めるのに必要なエネルギー量から導き出しています。ちょっとややこしいのですが、熱は熱いものから冷たいほうへ移動する性質を持っているので、計算では”部屋から逃げる熱量”を算出して、それを補う事が出来るエネルギー量のエアコンを○帖用と表示されています。

家から逃げる熱量の計算式

Q値(熱損失係数:家から逃げるエネルギー量)×床面積(吹抜等も加算します)×最大温度差(一般的に室温20℃、外気温0℃の20で計算します)

冷房能力に4.0(kW)とあります

上の式を参考に計算してみると、

  • 無断熱の木造住宅のQ値は、「9.29」 / C値(隙間面積)は、「8」
  • 14帖用のエアコンで全館冷暖房出来る家のQ値は、「1.4」 / C値は、 「1」

無断熱の木造住宅のQ値から計算

9.29 × 115.94㎡(70帖:35坪) × 20℃ = 21,541.65W(21.5kW )

14帖用のエアコンで全館冷暖房出来る家のQ値から計算

1.4 × 115.94 × 20 = 3,246.32W(3.2kW)

8帖用のエアコンのエネルギー:4.0kW(4000W)

一般的な8帖用のエアコンは4.0kW(4000W)です。だから35坪の家でも、しっかりと省エネ設計した住宅は8帖用のエアコンで全館冷暖房できるのです。

計算結果から建物のQ値を小さくしてあげれば、家から逃げるエネルギー量が減ることが分かりますね。ということで、

ここからが本題です。

無断熱の木造住宅のQ値が「9.29」、14帖用のエアコンで35坪の家を全館冷暖房出来る家のQ値が「1.4」。この「1.4」という数字を出せるまで建物の性能を上げてあげればいいのです。

では家全体として、どこからどれぐらいエネルギーが入ったり出ていったりするのかといいますと・・・

上の表をみて、あなたならどこの性能を上げますか?

そう、冬には一番熱が逃げていき、夏には一番熱が入ってくる「窓」の対策を一番にしてあげなければいけません。「窓」の性能をあげると劇的に家の性能を上げることが出来るのです!

皆さんの家の窓はどんな窓がついているでしょうか?たぶん年代によってこんな感じに分類されると思います。

  • 平成5年ぐらいまでに建てられた家:アルミサッシ・一枚ガラス窓 → 窓の性能値「6.5」
  • 平成25年ぐらいまでに建てられた家:アルミサッシ・二枚ガラス窓(ペアガラス) → 窓の性能値「4.07」
  • 14帖用のエアコン一台で35坪の家を全館冷暖房出来る家:樹脂サッシ・二枚Low-Eガラス窓 → 窓の性能値「1.9」

なので、今ついている窓の内側にもう一つ窓を設置する「内窓工事」をするリフォームが補助金も出て普及し始めています。

アルミサッシ・一枚ガラス窓に内窓工事(樹脂サッシ・二枚ガラス)をすると → 窓の性能値「1.1」

まで性能が上がります。

だからリフォームでも、内窓の設置だけで劇的に家の性能が上がります。昭和50年代の建物でも断熱材が入っていればQ値が「3.0以下」ぐらいまで性能が大幅に上がります。

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窓の性能を上げたら、屋根・天井・壁・床の断熱性能を上げていきます。外張り断熱という言葉がテレビCMで流れたので、窓の性能より断熱の性能の方が重要だという勘違いがありますが、これを読んで頂いた方は間違わないで下さい。まず「窓」です。

で、断熱性能をあげることはいいことなのですが、間違った断熱工事をしてしまうと大変な事になってしまいます。断熱工事は、断熱材よりも工事の方が大切です。断熱材による性能差は確かにありますが、窓に比べたら微々たるものです。アルミサッシ・一枚ガラスが「6.5」なのに樹脂サッシ・Low-E二枚ガラスが「1.9」と「4.6」もの性能差がありますが、断熱材の性能差はおおよそ下記の通りです。

  • グラスウール10K(現在の最低レベル)の性能値「0.05」
  • グラスウール24Kの性能値「0.042」
  • 吹付け断熱の性能値「0.034」
  • EPSの性能値「0.034」
  • セルロースファイバーの性能値「0.034」

断熱材の性能値に「厚さ」を乗じたものが断熱材の性能差になります。窓は整数値で違ってくるのに、断熱材の性能差は、0.0いくつの差でしか無いのです。だから断熱工事は断熱材の選定ももちろん大切ですがそれ以上に工事が大切なのです。工事を間違ってしまうと、壁の中がとんでもないことになり、家そのものを痛めてしまします。

壁内結露によって断熱性能を失ったばかりか、カビだらけで腐ってしまい耐震性能も無くしてしまった家

室内側に防湿フィルムを貼った「防湿・気密工事」

窓の性能を上げたら、屋根・天井・壁・床の断熱性能を上げていくのですが上の写真の家のようになっては意味がありません。断熱工事と併せ「気密・防湿工事」が必要になります。「防湿工事」をすることで、壁の中に湿気が入り込むことが無くなるので上の写真のようにかびたりすることがなくなります。

「気密工事」については「断熱工事」と密接な関係があります。「気密」と聞くとなんだか息苦しく感じてしまいますが、断熱工事がセーターなら、気密工事はウインドブレーカーに当たります。暖かい空気・涼しい空気を逃がしては、次から次と暖めたり涼しくしたりするエネルギーが必要になってしまいます。

そこで必要になってくるのが「換気」なのです。しっかりと「気密」された家だと換気の為の空気の入と出を明確にコントロールすることが出来るようになるのです。そうここまでできると「計画換気」が可能になります。

Q値を小さくして14帖のエアコンで35坪の家全体を全館冷暖房出来るようになりました。あとは電気代をそのままに、つまり省エネで全館冷暖房しなければいけません。それがこの換気なのです。「換気」はとてもくせ者で、上の流入・流出するエネルギーの割合を描いた絵を見て頂くと分かるのですが、結構熱が出たり入ったりします。つまり換気を上手くしないとエネルギーをいっぱい喰ってしまうのです。

この換気を行う機械換気設備を省エネタイプの「全熱交換型換気設備」を選ぶことで、「窓」「断熱」「気密・防湿」「換気」の4大項目が整います。そして

14帖用のエアコン1台で電気代そのままに35坪の家を全館冷暖房出来るようになるのです!

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