平成29年2月2日に大宮で「木造住宅の構造性能評価の見える化」という勉強会があったので参加してきました。

熊本地震から早一年が経過しようとして、様々なデータの収集・検証からデータを活用出来る域まできていました。
過去に例のない、震度7レベルの地震がほぼ連続して起こった大地震。新耐震基準といわれる「地震に強い」現在の耐震の基準を満たした建物や、長期優良住宅といわれる「さらに地震に強い建物」までもが倒壊した事例がでたほどの大地震。阪神淡路の大震災よりもさらに地震強度が高かったということを初めて知りました。過去の地震動のデータや熊本地震の地震動の分析データを活かし、それらをPC上で再現し計画建物の震動台実験を行えるプログラムが実用レベルにまでなったので、現在進行中の案件等に活用し、地震に強い家づくりに活かしてほしいとの報告でした。

建物の上に記載された数字は、それぞれ基準法で必要とされる壁量を1とした場合の、サンプル建物の壁量です。

このプログラムは、PC上に耐力壁といわれる地震に強くするための壁や、柱や梁という木材の接合部金物まで指定して実際の構造耐力をそのまま再現した建物を建て、想定地震動を入れ計画建物が倒壊するかどうかが検証できるプログラムです。その入力に約一日かかるほど手間のかかるものでなかなか取りかかれませんでしたが、私たちが使っている専用CADソフトから直接データのやりとりが出来るようになり、数時間でデータを取り込みこのプログラム上に反映出来るようになったのです。同世代の国土交通省 国土技術政策総合研究所 建築研究部 基準認証システム研究室 主任研究官 中川貴文様が長年取り組んでこられた成果に感謝です。是非活用しないといけません。

このプログラムの紹介は独立行政法人 建築研究所のご紹介がわかりやすいのでそのまま引用させていただきます。

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住ま居るの「結露しない家」はもちろん、大規模改修や耐震改修、既存建物の長期優良住宅化リフォーム工事でも、耐震強度を高めるべく構造の検討を一棟一棟丁寧に計算・検討しているのですが、このプラグラムにより過去に起きた大震災の中でも倒壊しないかどうかがしっかりと検証できるようになります。

これまでも地震に強い家づくりを裏側でしっかりと取り組んできた住ま居る。住宅レベルの規模の建物は、意匠と構造は一人の設計者が担うべきという、構造設計の大御所の先生に従い、自己研鑽を重ね日々アンテナを張り地震に強い家の研究に取り組んでいます。壁量計算を基本としますが、ハウスメーカーを始めほぼどこも行っていない二階建てでの許容応力度の検討(構造計算)を含めた「地震に強い家」にさらにこのプラグラムを活用しその信頼度が高まる検討をして参ります。

安心・安全・健康な住宅に住ま居るはこれからも取り組み続けます。

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