省エネリフォームで光熱費が大幅に安くなり、今までとは別世界の快適さが手に入ります。

エアコンをつけっぱなしで、24時間全館冷房しても、6月の電気代から2000円+αですんでしまうということは、必要なとき必要な部屋だけエアコンを付けたり消したりするのと変わらない電気料金のUPです。
「結露しない家」、住ま居るの高性能住宅なら、2015年の猛暑も全館冷房で外の暑さを気にすること無く、エアコンの風も当たらずに快適に過ごせます。ワンルームや小規模なRCマンションで、同じ内容の”エアコンつけっぱなし”のツイートがされて注目されているようですが、木造の住宅で普通の家庭用壁掛けエアコンでこれを実現できるほど、先進的な住宅は進んでいます。

築23年の注文住宅を大規模省エネ改修した結果報告です。
年間でも一番過ごしやすく心地良い5月で、年間でも光熱費が少ない季節からの計測でしたが、前回の報告では驚きの電気使用量でした。 → 前回の記事
ここ数年(電気自動車リーフの充電が始まって以降で)の電気使用量と電気料金を比較してみると・・・

  • 2015年5月/電気使用量:電気料金:ガス使用量:ガス料金

    276kWh:6,853円:10.2㎥:5,486円

  • 2014年5月/電気使用量:電気料金:ガス使用量:ガス料金

    460kWh:14,844円:10.1㎥:5,957円

  • 2013年5月/電気使用量:電気料金:ガス使用量:ガス料金

    493kWh:14,614円:5,957円:17.1㎥:6,851円

およそ、8,000円ほど安く、200kWhほど使用量が減りました。しかしエアコン等の使用はほとんどないので、小型の冷蔵庫の処分、ウォーターベッドの未設置、LED照明への変更、プラズマテレビから液晶テレビへの変更が思い当たる大きな省エネ効果です。忘れてならないのがリーフへの充電です。ガソリン代がかからなくなった代わりに電気代(電気使用量)が大きく増えています。年間1万キロ、月833km、およそ140kWh程の電気の使用量が増えます。深夜電力での充電だと、1,762円/月です。ガソリン代だと140円/㍑(ハイオク)、7km/㍑として16,660円。
リーフが無かったとすると、276kWh-140kWh=136kWh/月という、結構な省エネ家族です。
我慢せず、無理せず、意識しないでの省エネというのがポイントです。

そして、迎えた7月。全館冷房の省エネ効果、快適性の実証をする時です。
7月10日から晴れ渡り、梅雨明けでもおかしくなかったのですが、台風10号11号が16日~18日にかけて日本列島を横断する予報で、台風の通過を待って梅雨明けとなりましたが、最高気温が10日が30℃、11日が34℃、12日が35℃、13日は37℃!、14日は38℃!15日は36℃と猛暑日がつづきました。10日夜から除湿運転による全館冷房を実施です。
日中出勤時には2Fのエアコンを稼働させたままにし全館冷房します。当初帰宅時のひんやりした室内には感動ものでした。梅雨が明け猛暑日が続き、夜間も全館冷房といきたかったのですが、設定温度28℃でも「寒すぎて」目が覚めてしまうという始末で、適宜エアコンを止めました。今では、夜寝るときは湿度を60%に設定した除湿運転で落ち着いています。湿度55%の設定では寒すぎてしまいました。この除湿運転と扇風機のリズム運転が、窓を開け風が抜ける高原のようでとっても快適です。1Fのエアコンは夜間と外出する日中は切っています。休日と朝食時のみ28℃に設定し運転しています。
こうすると、去年までは汗だくで、タオルを首に巻いて朝食や夕食の準備をしていた妻が、涼しい顔で支度しています。お風呂上がりの脱衣場が、ひんやりして汗が噴き出しません。トイレの長居もなんのその、涼しい顔で用が足せます。
こんなに快適な生活を送るのだから、心臓等への負担もかからず、どうしようもない暑さというストレスも感じず、熱帯夜だろうが夜寝るのにも苦労せず快眠で、ココロも健康に過ごせます。問題は地球への負担と財布(光熱費)の負担です。検針日が毎月9日ということで、7月分まるまる全館冷房の電気代がかかっています。
2013年からの比較を視ていきます。

  • 2013年7月/電気使用量:電気料金:ガス使用量:ガス料金

    660kWh:20,153円:4.6㎥:3,612円

  • 2014年7月/電気使用量:電気料金:ガス使用量:ガス料金

    595kWh:19,250円:4.9㎥:4,083円

2015年7月/電気使用量:441kWh。電気代:9,878円。ガス使用量:6.6㎥。ガス代:4,579円

電気使用量が441kWhですが、リーフへの充電を140kWhとすると、実質301kWhの電気使用量です。
2012年7月の電気使用量が608kWh。電気代が15,906円。実は2014年はリーフが月の半分以上別の所に行っていて充電がありませんでした。ということで、5月同様だいたい200kWhほど使用電力量が減っています。
考えてみれば、2014年も2013年も暑ければ普通にエアコンは点けていたわけで、それが今みたいな省エネエアコンでは無く、リビングだけとか寝室だけとか、タイマーが切れる度に暑すぎて目が覚めていましたが結構な電気を使用していたということです。
つまり、エアコンの消費電力量が変わらず、今まで我慢してきたのと同じくらいの消費量で家中を快適に出来ているということです。これは、一番は建物の外皮(窓を初めとする屋根・壁・床)の断熱性能が大きく向上したことが一番の要因ですが、エアコンを新調した事によるエアコンの消費電力量が大幅に減っていることも大きな要因です。特に東日本大震災のあった2011年以降エアコン等の家電製品の省エネ化は目を見張るものがあります。

ということで、7月の電気料金は5月を越え、10,000円以上我慢することなく、意識することなく光熱費が節約できました。

これに太陽光の売電収入が、「34,525円」あります。実質「44,525円」もの大金が得したことになります。今月だけみれば、20年間売電収入が固定価格で決まっているので、20年間のリフォームローンを組むと、970万円の借入に匹敵します。つまり、970万円掛けてリフォームした方が金融的に「得」することになります。
加えて、次元の違う快適な生活を手にし、健康というプライスレスなものを手に入れたということで、大満足の省エネ改修報告でした。

※売電による収入は、季節や天候その他複合的な要因により一定ではありません。あくまで目安とお考え下さい。

引越が4/21で朝晩はまだ冷え込むとはいっても、寒さに慣れた身体には春の到来を全身で感じる季節だったので、冬の寒さについてのご報告は今年の冬を待ちましょう。

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