結露・カビ防止・壁体内湿気挙動(Q144)

珪藻土(けいそうど)や漆喰(しっくい)などの「調湿建材」の結露防止効果の真実とは?

💡 結論・重要ポイント

自然素材の塗り壁は急激な湿度変化を穏やかにするバッファー(緩衝)効果がありますが、換気や断熱が不足した状態での結露を魔法のように止めることはできません。

📐 標準基準・数値指標

吸放湿性能: JIS A 6909基準で吸放湿量 70g/㎡以上(過信は禁物、容量の限界あり)

🔍 現場実務の技術根拠(物理原理・注意点)

調湿建材は湿気を吸う容量に限界(キャパシティ)があります。吸った湿気を吐き出す「換気」が伴わないと満水状態になり、最終的には塗り壁自体にカビが生えます。躯体の高断熱が前提です。

★ 住ま居るの設計原則

「調湿建材は優秀な湿度クッション。だが換気と断熱の土台があって初めて真価を発揮する。」

※本知見は、株式会社住ま居るが埼玉の気候風土の中で、専門家・研究者の勉強会に足繁く通い、実際の現場で試行錯誤(成功と失敗の実体験)を重ねて現在たどり着いた知見です。絶対の正解ではなく間違いがある可能性を前提に、私どもが考える現時点での最善手として公開しています。

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